猫幸堂

おみくじの捨て方、罰当たりでない処分方法

  • 作成日: 2024-08-09
  • 更新日: 2025-06-20
  • カテゴリ: おみくじ

おみくじを引いたのはいいけど、処分はどうしよう?
そんなことは考えたことがありませんか?

神様に失礼な処分方法だったらバチが当たるかも?
など、いろいろ不安ですよね。

おみくじは神社で引いた場合は神社で結ぶか、それか持ち帰るかになります。
これはどちらがいいのかは神社によって見解が異なるようです。

大吉などが出たらそのおみくじを持ち帰って過ごしたい、と思うのは人の心情といえます。
しかしだからといって一生持ち歩くわけにもいかず、どこかで処分しなければいけない時があります。

この記事ではそんな時にどうしたらいいか、解説していきます。

そもそもおみくじは持ち帰ってもいいのか?

そもそも、おみくじって持ち帰ってもいいものなんでしょうか?
神社などで結んでいかないといけないのではないのでしょうか?

これは持ち帰ってもOKです。
大吉でも凶であっても同じです。

ただし粗末に扱うのはもちろんだめです。
鼻紙に使うとか、ガムの包み紙に使うとかは、ちょっとバチ当たりかもしれません。

神様と縁を結ぶ目的で神社の境内に結ぶのが一般的ですが、こういったバチ当たりなことをしなければ特にこれといった決まりはないようです。

おみくじにはこれからの運勢や起こるであろう出来事なども書かれていることがあるため、持ち帰るのは合理的といえます。

おみくじはいつ捨てるのか?

おみくじはいつ捨てたらいいのでしょうか?
ここでは、そのタイミングについて解説します。

おみくじを引き直す時に返納する

おみくじの結果が悪くて引き直したい時があると思います。
そういう時におみくじを引き直すことは可能です。
それですでに引いたおみくじをそのまま引き直すときに返納します。

願いが叶ったら返納する

神社で神様に願い事をして、おみくじを引いたら、その願いが叶ったときに神社に出向いておみくじを返納するといいでしょう。
返納は古札入れや返納箱などに行います。

初詣時に返納する

毎年の初詣でおみくじを引く人も多いかと思います。
引いたおみくじを1年間保管しておいて1年後の初詣で神社に返納する、というのも1つの方法です。

神社には古札入れや返納箱があることがあるので、そこにおみくじを返納します。

年始に引いたおみくじを参考に1年を過ごし、そしてまた年始におみくじを引いて古いおみくじは神様に返す。
これはなんとなく形式的で美しいかもしれません。

おみくじを捨てる方法

おみくじは神社の古札入れや返納箱に返納することで処分することができます。
神社によっては郵送で処分できるところがありますので、神社に問い合わせてみてもいいでしょう。

おみくじを引いたときにした願い事が叶ったときは、感謝の気持ちを込めて返納するといいでしょう。

一般の可燃ごみで処分する

一般の可燃ごみとして処分することも可能です。
ゴミとして出すというのはバチ当たりな感じもしますが、そこは日本の神様、懐が広いのでこれも可能なようです。

ただし処分方法には気を使ったほうがいいでしょう。
たとえばおみくじが汚れるような処分方法はやめたほうがいいです。
ほかのゴミと混ざらないようにおみくじ用にビニール袋を一枚使い、あら塩も添えるとなおグッドといえます。
入れ物はビニール袋や封筒なども可能です。
捨てるときは神様への感謝を忘れないようにしましょう。

また、可燃ごみに出すのは最終手段だということは覚えておきましょう。
可能であれば神社などで処分するのが一番理想的といえます。

どんど焼きで燃やす

1月の中頃に地域の行事で行われる「どんど焼き」は縁起物をみんなで持ち寄って燃やす行事です。
燃やすというのは「お焚き上げ」という意味があり、これは正月飾りを目印にして家に来てくれた年神様を正月飾りやおみくじなどを燃やした煙とともに見送るという意味もあります。

どんど焼きは縁起物を処分できる年一の行事ですのでこのときにおみくじを燃やすといいでしょう。

ほかの神社に納める

神社が遠方だった場合は近所の神社に収めることも可能です。
返納するときは、どこの神社のどの神様から頂いたものなのかを納める神社の神様に伝え、神様たちに感謝の気持ちを込めて返納するといいでしょう。

ただし神社で引いたおみくじは神社に返しましょう。
お寺ならお寺です。
ここら辺は宗教が違うので気を付けましょう。

おみくじの処分が必要ないインターネット神社

当サイトが運営するインターネット神社でもおみくじは引くことができます。
おみくじは物理的には手元に残らないので、処分する必要もありません。
そのため手軽におみくじを引くことができます。

当サイトのインターネット神社は以下のリンクから利用可能です。

手元におみくじが残らないネットおみくじ

手元におみくじが残らないといっても、おみくじをスクリーンショットなどで撮って保存することは可能です。
その場合はパソコンの中におみくじを保存することになります。

そうすると、そのおみくじはどうやって処分したらいいのか、という話になります。
これは、右クリックからゴミ箱に移動して削除していただければ大丈夫です。

しかし保存先フォルダには気を付けましょう。
たとえば不純なファイルがあるフォルダ内に保存するのは、神様に失礼と言えます。

フォルダはフォルダでちゃんとした清らかなところに作り、その中に保存しましょう。

デジタル縁起物の保管

ところでみなさんは、パソコンの中にある「デジタル縁起物」は大切に保管しますか? それともすぐに捨ててしまいますか?
デジタル縁起物は例えばインターネット神社で引いたおみくじのスクリーンショットとかです。

こういったスクショはどうされますか?
デジタル縁起物は電子データなので、風や時間などで劣化しません。
ディスクやUSBメモリにコピーすれば永続的に保管することができます。

あるいはクラウドに預けておくというのもありですね。
デジタル縁起物をクラウドストレージに保管して、長い間ずっと保管しておく、など。

デジタルデータは定期的なコピーやバックアップを心がけていれば、データはずっと残すことができます。
そのためスクショしたおみくじも自分が死ぬまで残すことができます。

私はデジタル縁起物は保存したことはありませんが、人によっては保存したい人もいるかもしれませんね。
その場合は大事に保管されてください。

どんど焼きの思い出

私は田舎出身なので、地域でやっているどんど焼きに参加したことがありました。
ダルマとか縁起物をみんなで持ち寄って、神社の近くの広場で焚火をして、その火の中に縁起物を入れるわけですね。

縁起物が轟々と燃えていくのを、熱い炎の照り付けを顔に感じながら眺めるわけです。
今思い返すと、子供のころはなんでこんなことをするのかわからなかったのですが、大人になってみると、日本的で良い風習だなと思います。

おみくじもそういったどんど焼きに参加して燃やせば、神様に失礼なく処分することができます。
田舎だとどんど焼きはけっこうやっているのですが、都心だとどうなのでしょうか?
やはり火を燃やす空き地の問題もありますし、都心だと難しいかもしれません。

東京でも東京から少し離れた「トカ田舎」だったら、やってるところもあるでしょう。
その辺はみなさん、自分のお住まいに近いところで探してみてください。

おわりに

今回はおみくじの捨て方を解説しました。
おみくじは神様からの贈り物ですので、大切に処分しましょう。