おみくじの順番と吉凶の意味
- 作成日: 2024-04-04
- 更新日: 2025-07-04
- カテゴリ: おみくじ
この記事ではおみくじの順番と吉凶の意味を解説します。
一般的なおみくじの順番
一般的なおみくじの順番は
- 大吉
- 中吉
- 小吉
- 末吉
- 凶
- 大凶
になります。
大吉がもっとも運勢が良く、次いで中吉、小吉、末吉と続き、凶が運勢が悪く、大凶がもっとも運勢が悪いです。
神社によっては末吉が吉になっているところもあります。
また、大凶がない場合もあります。
おみくじの配分は神社やお寺によって違ってきます。
大吉が多いところもあれば大凶が多いところもあります。
おみくじの70%は山口県にある女子道社によって作られています。
吉凶の意味
吉凶の意味の解説です。
大吉
運勢が絶好調です。
もっとも運勢が良い状態を表す吉凶です。
この吉凶が出る確率は高くありません。
もし出た場合は大事におみくじを1年間ほど保管するといいでしょう。
大吉が多いと評判なのは東京都の『東京大神宮』です。
この神社は恋する人の味方と言える神社です。
中吉
運勢が良いです。
上から2番目に運勢が良い状態を表す吉凶です。
この吉凶が出る確率もそれほど高くありません。
小吉
ほどほどな運勢です。
上から3番目に運勢が良い状態を表す吉凶です。
この吉凶が出る確率は他の吉凶に比べると高いです。
末吉
まあまあな運勢です。
上から4番目に運勢が良い状態です。
ほぼ平常運転な運勢と言えるでしょう。
凶
運勢が悪いです。
この吉凶が出た場合は落ち込む必要はありません。
神様があなたの運勢が悪いことを教えてくれる吉凶です。
おみくじに書いてあることをよく読んで、トラブルを回避しましょう。
この吉凶の出る確率は低いです。
一般的なおみくじで凶が出る確率は30%ほどです。
大凶
運勢が悪いです。
凶より運勢が悪い吉凶ですが、これも落ち込む必要はありません。
神様の忠告をよく聞いてトラブルに備えましょう。
この吉凶の出る確率はとても低いです。
東京都の『浅草寺』などは大凶が出る確率が高いと言われています。
その理由は古来からのおみくじの割合を守っているからだそうです。
好きな吉凶は?
みなさんは好きな吉凶はありますか?
今まで上げた中で、大吉、中吉、小吉、末吉、凶、大凶で。
さすがに凶や大凶が好きだと言う人は少数派でしょう。
しかし世の中は広いので、凶や大凶が好きな人もいるかもしれません。
私は個人的には大吉が一番好きです。
もしかしてあなたもそうなのではないでしょうか?
大吉が出ると、気分がハッピーになりますよね。
おみくじには人をハッピーにさせる力があります。
おみくじの捨て方は?
おみくじは引いたらどう捨てたらいいのでしょうか?
これは詳しくは以下の記事をご覧ください。
要点を書きますと、おみくじは神社に返納するか、どんど焼きで燃やすか、ゴミ箱に捨てるかです。
え! ゴミ箱に捨てていいの!? ということですが、いいらしいです。
ただし、他のゴミと混ざるような捨て方は罰当たりだと言われています。
つまりおみくじがラーメンの汁で汚れたり、魚の油で汚れたりとか。
そういうのは神様も良い気がしないらしいです。
ですので、おみくじは汚れないようにビニール袋などに入れて捨てます。
一番いいのは神社に返納したり、どんど焼きで燃やしたりすることです。
おみくじを引いた神社に、おみくじを返納するということです。
これが一番トラブルがないでしょう。
あるいは、年一の行事である地域のどんど焼きで、おみくじを燃やすというのもありです。
縁起物を燃やす行事ですので、おみくじを安全に処分できます。
おみくじは神様からの贈り物ですので、罰当たりな事はできないですよね。
だから捨て方に気を付けたいというのは当然な配慮と言えます。
おみくじの起源と歴史
おみくじの起源は古代の神託(しんたく)行為にあります。
人々が神様の意向を伺うために行っていた儀式の1つがおみくじのルーツです。
最も古いものとしては「続日本紀(しょくにほんぎ)」という奈良時代の歴史書に記述があります。
それは「元正天皇が賀茂神社でくじを引いて遷都の地を選んだ」というものです。
これは8世紀ごろです。なんと今は21世紀ですので、13世紀前です。13世代以上前からくじが存在することになりますね。
現在のような形に近い形でおみくじを広めたのは平安時代の天台宗の僧侶「元三太師(がんざんだいし)良源(りょうげん)」と言われています(9世紀ごろ)。
彼は比叡山延暦寺の僧で、困っている人に仏の意志をくじで伝える方法を広めたとされています。
この「元三大師みくじ」は、比叡山やその系列の寺で今も引くことができます。
おみくじの運勢は変わる?引き直しの是非
おみくじで凶を引いたりした場合に引き直したいことがあると思います。
そういう場合におみくじを引き直してもいいのでしょうか?
これは「引き直しても良い」ということになります。
特に引き直したからと言って、バチが当たるということはありません。
しかし、おみくじは神様からの贈り物ですから、一度引いたくじは、ちゃんと神社の木に結ぶかしたほうがいいでしょう。
おみくじを引いたらその場に捨てて、次々におみくじを引く、などというのは、当然ですが罰当たりな行いですので注意しましょう。
凶を引いたりすると引き直したいものですからね。
引き直しに関しては神様も寛容だということになります。
吉と末吉の順序の違いについて
神社やお寺によっては「吉」が「小吉」「末吉」より上位の場合があります。たとえば伊勢神宮や京都の八坂神社などでは「吉」の方が小吉や末吉より良いとされます。
吉凶の確率の裏付け
「一般的なおみくじで凶が出る確率は30%ほどです」解説しましたが、確率は神社により大きく違います。浅草寺は凶の確率が高い(20〜30%とも)ですが、全国平均は10%未満という説もあります。
おみくじの種類の多様化
現代では「恋みくじ」「学業みくじ」「健康みくじ」「仕事みくじ」など、テーマ別のおみくじもあります。また、お守りがセットになったおみくじや、御朱印付きおみくじも人気です。
当サイトでは現在、「世紀末おみくじ」というものを作成中です。
世紀末の雰囲気が味わえるおみくじです。なんだか面白そうじゃないですか?
別に「ヒャッハー!」とか「汚物は消毒だー!」とか、そういう輩がおみくじに出てくるわけではないでんすが……。
おみくじを結ぶ理由
おみくじはなぜ木に結ぶのでしょうか?
これは「神様とのご縁を結ぶ」「悪い運を留め置く」という意味があると伝えられています。
つまり凶などを引いたときは木に結んでおくと悪い運をそこに留め置くことができるということですね。
凶を引いたときは試してみてください。
ネットでおみくじを引きたい場合は?
ネットでおみくじを引きたい場合は当サイトが運営する以下のようなネット神社がおすすめです。
おみくじは100種類用意されていますのでお気軽にご利用ください。