漫画のワク線を描くアプリ「コマラーク」の紹介
- 作成日: 2025-05-05
- 更新日: 2025-08-17
- カテゴリ: 漫画
こんにちは。
漫画を描くアプリをお探しじゃないでしょうか。
この記事では漫画の「枠線」を描けるアプリを紹介します。
漫画の枠線を半自動で作成できるので、漫画の執筆時間を短縮することができます。
具体的に解説していきます。
※この記事はプロモーションを含みます。
漫画の枠線を描くアプリ

このアプリは「コマラーク」という名前のアプリです。
コマを描くのがラクなのでコマラーク。。うーん、安直ですかね?
このアプリは当サイトで開発したのですが、名前はいつも悩みますよねー。
コマラークは以下のBOOTHのページから入手できます。
試用版もありますのでお気軽にお試しください。
コマラークはどういうアプリ?
コマラークは「コード」からコマ割りを自動で作成するアプリです。
コードというのはテキストのことです。
たとえば・・・
{a|a,a|a,a,a}
↑のコードでコマ割りを作成できます。
このコードでは3段のコマ割りで1段目が1コマ、2段目が2コマ、3段目が3コマのコマ割りを作成可能です。
作成できる画像は以下のような感じです。

さっきの
{a|a,a|a,a,a}
というコードが先ほどの画像になるわけです。
面白くないですか?
コードはどういうものなの?
「コード」というのは、文法があって、その文法にそって書かれたテキストのことです。
先ほどの「{a|a,a|a,a,a}」というのもそうです。
これは文法は、まずページは「{}」で囲みます。
それからコマ1つは「a」で表現します。
コマの横並びの区切りは「,」です。
段落は「|」で表現します。
そんなにむずかしくないでしょ?
コードの改造
先ほどの「{a|a,a|a,a,a}」というコードを改造してみましょう。
改造できるようになると自分で好きなコマ割りを作成できます。
↓のように書き換えます。
{a,a,a|a,a|a}
これは同じく3段のコマ割りで、1段目はコマが3つ、2段目はコマが2つ、3段目はコマが1つになります。

「a」の数をいじるだけでコマを好きなだけ増やせますので、体験版をダウンロードして遊んでみてください。
コマの設定
「a」というコマは設定を付けられます。
たとえばコマを左に大きくしたいとします。
先ほどまでのコマはすべて等間隔の大きさでしたので、なんとも味気ない感じでしたね。
「a」を「a:l=1.2」に変えると、コマを左に大きくできます。
「a」に「:」を付けて「l=1.2」と書きます。
「l」は「left(左)」の「l」です。
「=」は「lの中身は」と言う意味です。
そして「1.2」というのは「コマの1.2倍」という意味です。
つまり「a:l=1.2」というのは「aと言うコマを1.2倍左に大きくする」と言う意味になります。
ではコードを書いてみましょう。
{a,a:l=1.2}
↑のコードから↓の画像を生成できます。

右のコマが左に大きくなってますね。
こんな感じです。
いろいろな原稿
コマの設定を変えるといろいろな原稿を作成できます。
たとえば↓のような原稿も作れます。



コードの書き方をマスターすれば、いろいろな原稿のコマ割りを自由自在に作れるようになります。
パソコンでカタカタとコードを書いてボタンを押せば原稿が作れるということです。
なんだか簡単そうな気がしてきませんか?
コマラークを使ってみた感想
私も漫画を描くのですが、コマ割りはぜんぶコマラークでやってます。
コードを書いてボタンをポチーっとするだけなので簡単です。
コマラークはpng画像を生成できるので、そのpng画像をお絵描きツールで読み込んで、そこに下描きを描いてペン入れしています。
個人的にはラクだと思いますが、感想には個人差があるのでご注意ください。
コマラークの入手先
コマラークは以下のBOOTHのページから入手できます。
BOOTHというのはpixivが運営している商品販売サイトです。
アカウントを作れば購入できるので、ぜひ試用版を使ってみてください。
最近の漫画
ところで最近はあまり漫画を読んでないです。
漫画というのも読むにはエネルギーが必要です。
私はオジサンなので、もうエネルギーがあまり無いんですね。
だから漫画を読むのも大変です。
しかし、これはおそらくですが、漫画を読みなれていないせいだと思います。
慣れてないことはエネルギーが必要なので、漫画も日ごろから読む習慣を付ければ、漫画を読む力が付くと思います。
しかし、最近は小説とかの方がよく読みますね。
漫画はやはり、大人向けの漫画もありますが、活字の方がエネルギーがいらないような気がします。
絵があると、その絵を理解するのにまずエネルギーが必要です。
絵を見るだけでオジサンはエネルギーを消耗するんですね。
なんともオジサン臭い話になってしまいました。。
思い出の漫画は?
私は子供の頃は漫画と映画が大好きな少年でした。
その頃には色々な漫画を読んだ思い出があります。
中でも私が漫画にハマるきっかけとなった漫画、某世界的格闘漫画ですが・・・。
これを読んだ時の衝撃は今でもよく覚えています。
巻数は途中の巻だったのですが、前後の話はよくわからないまま読みました。
しかしそれでもその絵の魅力と話の内容に引き込まれて、あっという間に私は漫画の世界に連れていかれてしまいました。
漫画好きが高じて、漫画家になるのが小学生の時の夢でしたが、残念なことにその夢はかなわず・・・。
今は個人開発者なんて言うよくわからない仕事をやっていますが・・・。
10代の頃に漫画を通して色々なことを学んだ記憶があります。
漫画は、少年少女の教科書みたいなものですね。
漫画家になれたらどんな人生だったか?
私は漫画家を志していたことがあります。
今でもたまに漫画を描きますが・・・。
漫画家にはなれなかったのですが、仮に漫画家になれていたらどんな人生だったのでしょうか。
漫画家もラクな仕事ではないですからね・・・。
人気商売で、人気が出なければ打ち切り、路頭にリリース・・・。
人気漫画家ならいいですが、それでも連載はハードですよね。
特に週刊連載は。あの超人の今は亡き、伝説的漫画家も、週刊連載はキツイと言っていましたし・・・。
自分に出来そうなのは、せいぜい月間連載ですかね。
しかし、月間もどういうペースで仕事をするのか・・・。
月間のページ数がだいたい32ページぐらいらしいです。
そうすると30日だと1日1ページちょっとは仕上げないといけません。
しかし実際はプロットやネーム、編集者との打合せもあります。
ですのでネームを仕上げるのに、15日使うとしたら、残りの15日で32ページです。
そうすると1日2ページぐらいですね。
アシスタントさんがいれば大した量ではないと思います。
アシスタントさんがいなければキツそうですね。
私は、個人で漫画を描くときはかかりっきりで1日1ページが限界なので・・・。
それ以上描くと身体が悲鳴を上げるので、困ったもんですね・・・。
うーん、もしかして私、漫画家にならなくて、よかったのかなぁ~?(悟り
漫画、アニメ化、映画化、ドラマ化・・・
漫画と言うコンテンツは原作なので、そこから発展することが多いです。
たとえばアニメ化。
今ではアニメは世界中に輸出されているコンテンツです。
世界中の人間がアニメを見て生活しています。
それほど中毒性があるわけです。
そのアニメを支えているモノの1つが日本の漫画文化です。
漫画による原作が豊富なので、アニメもネタに困らないというのがあります。
あとはアニメ化の先は映画化です。
漫画を原作にして映画を作って、ヒットさせます。
映画は年間100億円も売り上げることがあるので、巨大なエンターテイメントです。
売上を上げられる漫画原作はドル箱で、編集者や関係者から崇められる存在と言えます。
そしてドラマ化です。
二次元の絵が、三次元の人間ドラマになる。
お茶の間のおばちゃんたちも取り込むことができるようになります。
このように漫画と言うのは、いろいろなコンテンツに発展していきます。
あ! あとはゲーム化もありますね。
漫画と腰と肩
私は無職の時に漫画を描いていました。
その時は何かにとりつかれたように、2~3か月漫画をずっと描いてました。
2作品仕上げて漫画雑誌に送って、2冊とも落選したんですが・・・。
それでその時にですね、なんと肩が痛くなるという現象に遭遇したんですよ。
たかが2~3か月みっちり漫画を描いただけで、肩こりになってしまったんです。
その時はアナログで描いたんですが、アナログは肩や腰を痛めやすいです。
プロの漫画家さんは1年中漫画を描いていますが、よく肩や腰を痛めて身体を壊さないなと思います。
かなり頑丈な人でないと、漫画家と言うのはできない仕事だと思います。
私はあまり頑丈な人間ではないので、漫画家は無理そうかな~と思います。
特に週刊連載なんて無理ですよね。
週刊連載のハードスケジュールをこなして人気投票のプレッシャーに耐えて、執筆と他にカラー原稿なども描く・・・。
うーん、やばすぎる・・・。
私は、漫画家にならなくてよかったのかもしれないですね。
なっても無理だったと思います。すぐ辞めたでしょう。
漫画家になれたら描いてみたい漫画
私が漫画家になれたら描いてみたい漫画・・・。
そうですね、長編漫画だと何を描きたいですかね。
格闘漫画は、あんまり興味ないんですよね~。
年齢的にそういう年齢でもないので。
かといって恋愛漫画も、恋愛に関してはずぶの素人ですからね。
恋愛漫画を描けって、めちゃくちゃハードル高いですね。
やっぱ青年誌で、世相を反映した作品ですかね。
私ってけっこうグログロな質感の漫画が好きだったりするので、そういうの描いてみたいですね。
ホラー漫画? ホラーは、どうなんでしょう。
ホラー漫画は興味ありますけど、これで食えるのかっていう不安はありますね。
大御所以外、食えないんじゃないかって・・・。
私はプログラミングなどの技術は得意なので、それを応用した漫画が一番いいですかね。
SFとか、けっこうハマるんじゃないでしょうか。
SFといってもわかるのはソフトウェアの部分だけですが・・・。
ハードウェアわかるとねぇ、そういう作風の幅も広がるよねぇ。
今からハードウェアの勉強もしようかな・・・。
でもハードウェアって、あまり興味がわかないんですよね。
知識付くと助かるところもありますが、まーせいぜいパソコンの部品の交換ぐらいですよね。
自分でメモリを増設したり、ディスクを取り替えたり、OSをインストールしたり、その程度ならできますが・・・。
回路組むとかになるとむずかしいですねぇ。はんだ付けでしょ?
ブレッドボードでArduinoやってたことはちょっとありましたよ。
でもLチカとそれの応用やったぐらいで飽きちゃいましたね・・・。
結局自分の持ってる知識が、そのまま漫画の作品に反映されるんですよね。
格闘漫画なら格闘の知識、ギャグならお笑いの知識、とかとか。
漫画家になるには勉強家じゃないとだめですね~。
漫画家の生活を想像してみる
私は漫画家になったこともないし、知り合いに漫画家もいませんので、実際の漫画家がどういう生活をしてるのか知りません。
しかし漫画家の生活を想像してみたいと思います。
まず、仕事ですが、月間の場合は月に30ページは書く必要があるはずです。
そうすると、日に1ページ完成させないと駄目な計算です。
実際はプロット、ネーム、打合せなんかもあると思うので、それでかなり日数を消費するはずです。
10~15日ぐらいは消費すると見ていいかもしれません。15日としましょう。
そうすると、残り15日で30ページの原稿を仕上げる必要があるので、1日最低でも2ページ。
私も原稿は描きますが、私の場合は体力的に1日1ページが限界です。
なので漫画家さんもそうだと仮定すると、アシスタントさんを雇う必要があります。
背景はアシスタントさんに描いてもらって、メインキャラクターだけ自分で描く。
そうすれば1日2ページもいけると思います。
仕事はずっと部屋で引きこもって原稿を書くことになるはずです。
外食とかも時間がかかるので、そんなに多くは行けないはずです。
だから食事はスーパーかコンビニで買ったものが多いはず。あるいは、宅配してもらってそれを食べるとか。
自炊するとそれで時間を消費するので、締め切りに追われている場合はインスタント食品なんかも増えるかもしれません。
運動する時間はどうでしょうか?
漫画家さんはとにかく身体を動かさないデスクワークですので、運動不足になります。
運動不足になると、身体を壊すことも出てきますので意識して運動しないといけません。
自宅で出来る運動というとウォーキングマシンや筋トレなどがあると思います。
そういうのをやっている漫画家さんも多いかもしれません。
うーん、なんとなく不健康そうなイメージはありますよねぇ。
漫画家さんって短命な人多いですし。
やっぱ過労がたたるんですかねぇ。
アナログ漫画での枠線の引き方は?
アナログの漫画原稿に枠線を引くには以下の方法があります。
- 定規で線を引く
- カラス口で引く
- サインペンで引く
定規で線を引く
カラス口にしろサインペンにしろ、まっすぐな線を引くためには定規を使う必要があります。
インクや墨汁を使うので、普通の定規を使っていると、墨汁が定規と紙面の間に滲んでしまいます。
ですので、定規の裏に1円玉をセロテープで貼り付けます。
三か所か二か所、1円玉を等間隔で貼り付けましょう。
そうすると定規が紙面から浮くようになります。この状態だと墨汁が滲みにくくなります。
あとは、定規を原稿に付けて、線が真っすぐになるように調整します。
この時、普通の漫画原稿用紙は薄い色のガイド線がありますので、このガイド線に定規を合わせます。
そして定規にカラス口やサインペンを当てて線を引きます。
線を引くときに定規がぶれない様にしましょう。
線を引くときにあまり力を強くすると、その余分な力で定規がずれることがあるので、リラックスして線を引きます。
また、インクや墨汁は乾くまでに時間がかかるので、引いた線を手や定規でこすらないように注意します。
自分の手の配置を考えて計画的に線を引きましょう。
カラス口で引く
カラス口という製図用の道具があります。
先っちょがカラスの口みたいになってて、ネジを回して口先の間隔を設定できます。
この口先にインクや墨汁を付けると、線を引くことができます。
カラス口の口先の感覚を調整して墨汁を付けて、カラス口を原稿に対して垂直にして先っちょを付けます。
そうすると墨汁が溜まっている先っちょが紙面に接して、徐々にインクが出ていくようになります。
この状態でカラス口を垂直に保ったまま、定規などに沿って線を引きます。
そうすると、先っちょの間隔の太さの線が引けます。
これをコマの上下左右の線に同様に行い、枠線を引きます。
墨汁を使っているので、引いたばかりの線は乾いていないので、手で汚さないように気を付けないといけません。
私は墨汁は呉竹のぼくてきを使っていました。
この墨汁は渇きが速く、また伸びもいいためオススメです。
サインペンで引く
某世界的に有名な漫画家先生も枠線を引くときはサインペンを使っていたそうです。
サインペンは先っちょを長く紙面に付けていると、インクが滲みやすいです。
そのため、先っちょを紙面に付けたらサッとすぐに線を引く必要があります。
これが慣れるまで難しいので、上級者向けと言えます。
カラス口と比較すると、線の質的にはカラス口の方が質が高くなります。
まぁカラス口は製図用の専用の道具なので当然なんですが。
しかしサインペンはそのお手軽さではナンバーワンと言っていいでしょう。
画材自体もコンビニで手に入るため、どこででも入手できます。
サインペンのインクはホワイトが滲みやすいので、線を引くのに失敗するとめんどくさいことになります。
油性なので、水性のホワイトとは相性が悪いです。
ですので失敗しないように線を引く必要があります。
漫画家と印税について
漫画家と言えば印税ですよね。
人気漫画家さんはたくさん稼ぎますが、その稼ぎのほとんどは印税です。
みなさんは印税については正しく理解していますか?
実は漫画本は売れたら漫画家さんにお金が入るわけではありません。
いつお金が入るかと言うと、発行したときです。
つまり漫画を本として印刷して発行したときに印税としてお金が入ることになります。
私はずっと、本が売れたらそのたびに漫画家さんにお金が入るのかと思っていました。
しかしそれは間違いで、印税と言うのは発行した部数で決まるわけです。
つまり中古本は、売れても漫画家さんにはあまり関係ありません。
本の在庫が無くなってまた追加で発行するときに印税としてお金が入るわけです。
なので中古本がいくら売れたりまたは売ったりしても、漫画家さんにはあまり関係ないわけです。
なのでひいきの漫画家さんがいたら、ちゃんと新書で買ってあげましょう。
それで在庫がなくなれば、漫画家さんにまたチャリーンと印税が入るからです。
おわりに
今回は漫画のコマ割り描くアプリ、コマラークを紹介しました。
気になった方は気軽に使ってみください。
では~。
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